【Ant hobby #15】試験管型石膏巣を作ろうとしたけど失敗した話
ありばんわ。
蟻飼育初心者の金神でごぜーます。
今回は最初から言っておきますが”初心者らしく失敗した話です”。
たまにはこういうのも良いよね!
竹の中から採集をした、ウメマツオオアリちゃんと、ムネボソアリちゃんが、普通の石膏巣では不服そうなので、より良い環境で繁栄してもらうためにも、試験管型の石膏巣を作ろうとしたのですが失敗してしまいました(・ω<)テヘペロ
試験型石膏巣とは?
試験型石膏巣と言うのは金神が勝手に名付けました。
と言うか、特に名前が統一されてないっぽいです。
マイナー趣味あるある。
金神の中での勝手な分類ですが、
石膏巣は、アクリルケースやスチロールケースに石膏を流し込んだもの。
試験管巣は、試験管をそのまま利用し、加湿用に水を半分弱入れ、コットンボールなどで塞いだたもの、
試験型石膏巣は、試験管の一部をどうにかして石膏化して、石膏で加湿を行うもの、と勝手に分けています。
蟻コミュニティーで正確にどう言うのかは知らぬ。
ぼっちやから(´;ω;`)
要は、こういうのが欲しかったのです。
見ての通りほぼただの試験管のくせにちょっと値が張るので、自分で作ることにしました。
それに、蟻の飼育って巣作りも楽しみの一つだと金神は思うのです。
買えば楽ですけどね。
ただの試験管をそのまま巣として利用しても、正直問題ないですしそう変わるものでもないと思います。
でも、やっぱり蟻のことを考えてこだわってしまうと、足場が科学的なガラスやプラスチックのようなツルツル素材より、石膏のようなザラザラ素材の方が落ち着くかと思うんですよね。
後、石膏のおかげで、試験管全体を湿度が高い状態に保てるかな?と思っています。
問題はないけど、よりこだわるなら、わりに合わない苦労して試験型石膏巣の方が良いって感じですかね?
試験型石膏巣の作り方(失敗)
まず初めに、今回こちらの動画を参考にさせていただきました。
材料
・お菓子のジューCのケース
・↑を切れる刃物 今回は先端に刃の付いている皮すきと彫刻刀(三角刀)を用意しました。
・石膏
製作手順
1、ジューCのケースの弧長全体の1/3程度を真っ直ぐに切断する。
2、固めに溶いた石膏を切断した部分の横に盛る。
3、真ん中に隙間ができないように石膏を乗せる。
以上のような手順で作成してみました。
まぁこれで失敗したんですけどね(;・∀・)
失敗した部分と原因
完成品
まずは失敗した完成品をご覧ください。
失敗部分
まず、見た目が悪いですね。
石膏が中にかなり入り込んでしまっていて、厚みも一定じゃないし汚いです。
よって、視認性も阻害してしまってこれでは観察もしづらい(;´д`)
画像は少し俯瞰で撮影しているのでマシに見えるのですが、横から見ると中身がほとんど見えません・・・
使えないことはないですが、使いたくはない感じです。
こんな不格好になってしまったのは、上述の手順3が上手いかなかったからです。
「石膏を乗せる」なんて偉そうに書いていますが、石膏をできるだけ平行に、均一に乗せようとしても、石膏自身の重さで中に落ちてしまったり、上手く張り付かず隙間が空いてしまったりでまるで上手くいきませんでした。
やり直すにしても石膏って一回つけると拭き取ってもなかなか綺麗に取れないんですよね・・・
実はジューCのケースは全部で4本あり、なんとか形になったのがこの2本で、残りの2本はもう諦めました。
失敗原因と対策
まずは、ジューCのケースを切りすぎたと思いました。
今度は、弧長の1/3ではなく、1/4くらいを切りたいと思います。
多分、1/4くらい切るだけなら、石膏の重さで中に落ちることもなくなる、はず・・・
それでも落ちてしまったら、今度はドリルビットで大きめの穴を平行に数カ所空けて、石膏を中に入れ込んでみるやり方を試してみたいと考えています。
次に、ジューCの蓋が取り付けできなくなってしまいました。
今回は、蓋がついている空洞がある側から皮すきを入れて、ジューCケースの一部を切断してしまったため、その部分に石膏を盛ると蓋が閉まらなくなってしまいます。
・・・そりゃそうだ。
次に作る際は、空洞とは逆側から切断したいと思います。
また、蓋自体も中が空洞になっているので、もっと活用するためにも、中に石膏を流して、硬化した後に、蓋の外側から1mmほどのドリルビットで穴を空けて、そこからシリンジで水を入れる、湿度確保スペースにもしたいと考えています。
今回は失敗しましたがリベンジしますのでご期待ください!
次は上手く作る自信があります!(`・ω・´)
今回学んだこと
今回、竹串を利用して石膏を扱ったのですが、これは非常に便利でした。
石膏を扱う際は竹串の利用はオススメです!
また、今回は、Ant hobby #8のように厳密な計測はせずに石膏を水で溶いたのですが、全然いけますね!
ぶっちゃけ計測はめんどくさいので、次回以降もアバウトにいきたいと思いますw
それに、このほうが石膏の固さを調節できるのもいいですね。
余談:石膏巣も作りました
余談ですが、石膏を扱ったので今回はついでに石膏巣も作りました。
石膏を、ケースの端まで行き渡らすのは一苦労なのですが、今回は竹串を使って少ない石膏で楽にケースの端まで石膏を行き渡らすことができました。
とっても楽にできるのでオススメです!
こちらは、いつもの手に入りやすい百円ショップセリアのスチロールケースを使用した石膏巣。
こちらは、今回初登場。
主に研究開発用として販売されている、コクゴのスチロールケース SK-5と言う商品です。
モノタロウにて10個1,090円で購入しました。
Amazonでも購入できますが、マーケットプレイス販売でどうしても送料が高いので、買うなら3,500円以上で送料無料のモノタロウでなんか他の商品と一緒にまとめて購入ががオススメです。
ちなみに、クレイジージャーニーにも出演した、AntRoomの島田拓さんも使用してるそうですよ。
90×70×23.5mmと少し小さいですが、店頭に陳列されていないので商品自体がとっても綺麗な状態で届くのと、蓋がガッチリ閉まるので、小さなケアリでも脱走することがないと思います。
百均のスチロールケースって、対して包装もされずに素のまま置かれているので、よく見ると結構傷があるし、蓋も閉まりますが少しカパカパする感じですよね(´・ω・`)
こちらは、同様にサイズだけが異なるコクゴ SK-6です。
大きさは97×67.5×19.5mm。
コクゴケースは、どちらも高さが低いので、ドリルビットであまり大きな穴を開けることができないのが欠点ですね。
なので、8mmくらいの小さい穴を開けて、そこにチューブを通し、ケアリ類などの小さめの蟻を飼育する際はこちらを利用しようと思っています。
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