「発作性上室性頻拍」と言う心臓病を患いました

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どうも。
意外と病弱な金神です。

ある日、目覚めると、何もしていないのにマラソンを走った後のような異常に速い心拍数に呼吸困難、意識が遠のく感じがあり、これは人生で始めて「本当に死ぬかも」と思ったので救急車を呼びました。
病院に到着後、点滴を受けると症状は急速に収まりました。

症状が収まって、すっかり普段通りの金神を取り戻し、病院の先生からお話を聞くことに。
話を聞くと、「発作性上室性頻拍」と言う生まれ付きの心臓病を患って可能性があるとのことで、後日心電図を取る詳細な検査を行うことになりました。

検査後、改めて医者から話を聞くと、発作性上室性頻拍と言う診断を受けました

「発作性上室性頻拍」とは

金神に出た症状と同様に、「急な心拍数の増加」、「呼吸困難」、「目の前が暗くなるような意識の遠のき、場合により失神」、「血圧の低下」が起こります。
要は心臓が急にドキドキし始めて、脳に血液が回らなくなることで、意識の低下が起きて、めっちゃ辛いよ!って病気です。

医者ではないので詳しいことはわかりませんが、生まれ付き不要な電気回路が心臓にあり、ここにあるきっかけで電気信号が入り込むと、電気信号が心臓内で堂々巡りを起こし、異常に速い心拍数を発生させてしまうそうです。

急な心拍数の増加は、数秒で止まる場合もあれば、何時間も止まることなく刻み続けて、今回の金神のように救急搬送される場合もあります

医者にもらった書類

治療は?

治療には、2種類があり、一つはカテーテル手術を行うことで、かなりの高確率な根治を目指すことできます。
もう一つは、薬を1回飲むことで8時間ほど症状の予防ができるので、薬の常飲症状が出た後に内服しても、30分~1時間ほどで症状を抑えることができます。

金神も薬をもらった

この病気で死亡することはほぼないとのことですが、このような症状がある方は、現在はすぐ止まるような症状でも、今回の金神のように止まることなく異常な心拍数が続き、立っていられないほどの症状が出ることがあるので、一度循環器内科での診察をオススメします。

金神の今後

金神も、医者から「手術を行い根治を目指すか」、「一生薬で予防を行う」どちらかを迫られ、「一生薬で予防を行う」を選びました。
なぜなら、「手術は3泊4日ほどの入院が必要」、「稀に手術では焼灼できない位置に電気回路があり、結果治療できないので根治しない場合がある」、「入院費用と手術費用で、3割負担でも10万円ほどの医療費がかかる」と言うとこがネックになりました。

ですが、初めは「一生薬で予防を行う」と言う選択をした金神でしたが、実は今では考えを変えて手術を受けることにしています。
なぜか?
この心拍数が急激に上がる症状は、金神が少年時代の頃から時より出ていて、症状が出る度に深呼吸をすれば止まっていました
なので、今回は止まらないような症状が起きましたが、何十年も変わらなかったのが軽い症状なので、今後も基本的には「深呼吸することで止まるだろう」と言う思い込みと、「もし今後異常に速い心拍数が止まらないことがあっても、今度は薬で止めれば良い」と言う考えになったからです。

ただ、この考えは見事に打ち砕かれました

病院に緊急搬送された後からの生活では、稀にだった異常に速い心拍数がよく起こるようなり、動悸が増え、心臓に不安を覚える時間がとても長くなりました。
明らかに、重症化したあの日の前と今現在では心臓の状態が異なり、日常生活に影響が出ています

心臓への不安がどんどん増し、いつ来るかわからない異常な鼓動を刻み始める心臓に震えながら、常に爆弾を抱えながら生きているような気持ちなります。
金神は、増大する不安感に耐えられなくなり、一度はお断りした手術を受ける決断をしました

一度はお断りした手術を、「考えを変えたのでやらせてください」と言うのは、お忙しいと思われるお医者様に対して気が引けましたが、言わなければ一生話が進まないので、満を持して医者に言うと、嫌味を言われただけで手術を行うの運びとなりました。

現在は、手術の日程を、実際に手術を行う大学病院の先生と、診察して頂いた先生の間で合わせてもらっている状態です。

入院前に、血液検査などでもう一度診察があるらしいですが、今度は手術入院中にあったことや手術、術後のことを書きたいと思っています

死ぬことなさそうですが、入院することになりました金神を今後もよろしくお願いします。

Posted by 金神